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by jazzman23
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ニューヨークのハーエムを安全な街にしたのは誰だ!

今でこそニューヨーク観光でハーレムツアーは当たり前になっていますが、今から25年ほど前はとてもそんな事は考えられなかった事でした。1920年頃までのハーレムは高級住宅街で資産家がこぞって居を構えた場所でしたが、ブラックマンデーという大恐慌以来住民の質が変わってしまったのです。空き家にするなら誰にでも貸してしまおうと言う大家が誰彼かまわずに空きビルや空きアパートを貸した為にだんだん治安の悪い地区になってしまったのです。

1960年頃この辺りを舞台に「ウエストサイド物語」というミュージカルが発表され、その後映画になって大ヒットしました。私も中学生の頃この映画を見ました。

時は流れ1980年頃海外旅行のブームが有りました。ブームの主人公は農協の団体です。最初はお隣韓国にキーセンツアーや、台湾などの東南アジア方面にもっぱら農家の主人たちが行ったのです。目的は失った青春をお金でなんとか取り戻そうと言うツアーです。

留守番の農家のお母さんたちも初めは大目に見ていましたが、それが毎年繰り返されるようになるとさすがに我慢できません。1985年頃からは農協婦人部のツアーが始まりました。お母さんたちの目的地はフランス、イタリア、アメリカと、イケメン男性の生息する国です。

どこに行っても強い円を持ったおばさんたちは大歓迎されました。

おばさんたちもだんだん怖いもの知らずに成長して来ました。
「昔映画で見たニューヨークにいってみようよ」
てな事になりニューヨークツアーに出発です。
「映画のウエストサイド物語の場所に行ってみたい!」
という要望に応え勇気のあるガイドがニューヨークのハーレム地区に案内しました。

そこはまるで地獄です。昼間っから飲んだくれがたむろしています。ファッションは映画ウエストサイド物語の主人公のような格好です。当然ポケットにはナイフが忍ばせてあります。学校に行かない子供たちが遊んでいます。大きな体格の黒人が喧嘩をしています。本物の迫力で彼等がおばちゃんたちに迫って来ます。

おばちゃんたちは大興奮です。まるで映画の中の「マリア」にでもなってしまったかのような錯覚を覚えた事でしょう。思わず拍手です。笑顔です。その迫真の演技にご褒美です。
農協婦人部はこの日の為に円を貯めて来たのです。

脅そうと思っていた彼等は完全にカルチャーショックを覚えました。自暴事故になっていた彼等は少しだけ頭を働かせました。
「おいビリー、何だか気前のいいおばちゃんたちが現れたぞ。お前、あのブレイクダンスを見せたらどうだろうか。もしかしたら金になるかもしれないぞ」
「オーケー、ジョージ、俺が踊るからお前集金してみろ」
「よし分かった」
と言う会話があったかどうかは知りませんが、彼等は日本からのおばちゃんの団体は気前がいいという事を学習したのです。
脅して追い返すより少し街をかたずけてきれいにし、もっとおばちゃんたちに来てもらおうと考えたのです。

最初は勇気の有る農協婦人部ご一行だけの特別ツアーでしたが、街が次第に落ち着いてくる様子を見てニューヨーク市自体もハーレム地区の清掃や道路の補修や、安全確保に力を入れるようになったのです。

今ではニューヨークのハーレム地区はとても安全で刺激的で、大勢の観光客が訪れる街になりました。

現在のニューヨーク観光の主役は日本のOLさん達ですがハーレムの住民も世代代わりをして今では息子孫の世代になっておりちょうど良くバランスが取れています。

4年に一度サッカーのワールドカップが行われます。あの悪名高いイングランドのフーリガン達が始めて暴れなかったのは日本の国内での試合でした。

どうやら我が国の人々に接触するとみんな優しくなってしまうようです。

今回韓国人がタリバンに拉致されましたが、もしこれが韓国人ではなく日本の農協婦人部だったらどのような結果になったでしょうか。

ハーレムツアーというサイトを見つけました。何年か経ったら「アフガニスタン・ツアー」というサイトを検索してみます。
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by jazzman23 | 2007-08-02 15:32 | 独り言