赤城徳彦 辞意表明
2007年 08月 01日
農林水産大臣の赤城徳彦氏が辞意を表明したと昼のニュースが伝えていた。
きっと今夜のニュース番組はこの話題で1つのコーナーが出来るであろう。
何人かの評論家が出演して彼をコケ降ろすコメントをすると思う。
そこで臍曲りな私は世間とは少し違った事を書いてみようと思う。
何度かテレビの画面で彼の話を聞いたが、どう見ても東大卒の元農林官僚で昭和63年から衆議院の代議士を務めて来た人物には見えなかった。私の彼に対する印象は
「山里で道に迷い畑仕事の農夫に道を尋ねると、言葉では答えずにそちらの方向にあごをしゃくりすぐさま自分の世界に入り込んで野良作業を続行する農夫」に見えてしょうがなかった。
村の何かの寄り合いには必ず出席はするが、隅っこでひっそりと自分の世界に入り込み、伊勢いいのいい農家の次男坊に何かを言われても、言葉を返すでも無く
何もしゃべらずに不気味な笑顔を見せるだけ。
東大卒業なので仲の良い友人はほとんどいなく、役所勤めも5年間では仲のいい同僚もいなかった事だろう。
私が思うに、彼のキャラクターは政治の世界では活かせないのではないだろうか。彼は自分の親が政治家だったからというだけの理由で立候補して当選してしまった。
それが運の尽きだったように思う。
彼自身自分の生きる道が分かっていないように見える。
自分の内面を見詰め、自分のキャラクターに合った人生を見つけ、本来の赤城徳彦の人生に修正すれば人生は楽しくなると思う。
今の彼はとても辛い状況ではないかと思う。
頑張れ赤城!
負けるな赤城!
政治家が嫌いなら二度と政治なんかやるんじゃないぞ赤城!
十何年経って茨城をドライブ中道に迷ってしまい、やっと人を見つけて道を尋ねたら、その親父はちょっとこちらを見て、ゆっくりととある方向にあごをしゃくった。
その間、無言で鍬を持つ手も止めず、まるで汚いものを見るようなまなざしを私に向け、ある方向にあごをしゃくってみせた。
鈍感な私だが次の瞬間彼が誰だか思い出した。
赤城徳彦だ。安部内閣を窮地に追い込んだという伝説の代議士「赤城徳彦」だった。
よかった。
彼は彼本来の人生を生きているんだ。
夕日が西の空を紅く染め始めた。カラスたちもねぐらを探して西の空へ飛んでいく。
「元農林水産大臣の赤城徳彦さんじゃあないでしょうか?」
彼は鍬を持つ手を一瞬止めたように見えた。がすぐに作業を続ける。
彼を見ると少しはにかんだように見える。しかし今の彼の方があの時の彼より生き生きとしているようにみえるのは、空を紅く染めた夕日のせいだけではなかったように思う。
「あとひと月もすればこの辺りも霜が降りてくるんだ」
彼はぼそっとつぶやいた。
どうやら手を止めずにあごをしゃくっていた事への良い訳のようだ。作業を暗くなる前には終らせたいようだ。
「どうも」
私も短くお礼を言ってその場を後にした。
下手な小説を書いてしまった。(汗、汗)
きっと今夜のニュース番組はこの話題で1つのコーナーが出来るであろう。
何人かの評論家が出演して彼をコケ降ろすコメントをすると思う。
そこで臍曲りな私は世間とは少し違った事を書いてみようと思う。
何度かテレビの画面で彼の話を聞いたが、どう見ても東大卒の元農林官僚で昭和63年から衆議院の代議士を務めて来た人物には見えなかった。私の彼に対する印象は
「山里で道に迷い畑仕事の農夫に道を尋ねると、言葉では答えずにそちらの方向にあごをしゃくりすぐさま自分の世界に入り込んで野良作業を続行する農夫」に見えてしょうがなかった。
村の何かの寄り合いには必ず出席はするが、隅っこでひっそりと自分の世界に入り込み、伊勢いいのいい農家の次男坊に何かを言われても、言葉を返すでも無く
何もしゃべらずに不気味な笑顔を見せるだけ。
東大卒業なので仲の良い友人はほとんどいなく、役所勤めも5年間では仲のいい同僚もいなかった事だろう。
私が思うに、彼のキャラクターは政治の世界では活かせないのではないだろうか。彼は自分の親が政治家だったからというだけの理由で立候補して当選してしまった。
それが運の尽きだったように思う。
彼自身自分の生きる道が分かっていないように見える。
自分の内面を見詰め、自分のキャラクターに合った人生を見つけ、本来の赤城徳彦の人生に修正すれば人生は楽しくなると思う。
今の彼はとても辛い状況ではないかと思う。
頑張れ赤城!
負けるな赤城!
政治家が嫌いなら二度と政治なんかやるんじゃないぞ赤城!
十何年経って茨城をドライブ中道に迷ってしまい、やっと人を見つけて道を尋ねたら、その親父はちょっとこちらを見て、ゆっくりととある方向にあごをしゃくった。
その間、無言で鍬を持つ手も止めず、まるで汚いものを見るようなまなざしを私に向け、ある方向にあごをしゃくってみせた。
鈍感な私だが次の瞬間彼が誰だか思い出した。
赤城徳彦だ。安部内閣を窮地に追い込んだという伝説の代議士「赤城徳彦」だった。
よかった。
彼は彼本来の人生を生きているんだ。
夕日が西の空を紅く染め始めた。カラスたちもねぐらを探して西の空へ飛んでいく。
「元農林水産大臣の赤城徳彦さんじゃあないでしょうか?」
彼は鍬を持つ手を一瞬止めたように見えた。がすぐに作業を続ける。
彼を見ると少しはにかんだように見える。しかし今の彼の方があの時の彼より生き生きとしているようにみえるのは、空を紅く染めた夕日のせいだけではなかったように思う。
「あとひと月もすればこの辺りも霜が降りてくるんだ」
彼はぼそっとつぶやいた。
どうやら手を止めずにあごをしゃくっていた事への良い訳のようだ。作業を暗くなる前には終らせたいようだ。
「どうも」
私も短くお礼を言ってその場を後にした。
下手な小説を書いてしまった。(汗、汗)
by jazzman23
| 2007-08-01 14:43
| 独り言